“ほうふん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
芳芬71.4%
放糞14.3%
芳粉14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひとり造化は富める者にわたくしせず、我家をめぐる百歩ばかりの庭園は雑草雑木四時芳芬ほうふんを吐いて不幸なる貧児を憂鬱ゆううつより救はんとす。花は何々ぞ。
わが幼時の美感 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
かの窃盗が、忍び入る前にたらいの中に放糞ほうふんするも、マジナイであるそうだ。
迷信と宗教 (新字新仮名) / 井上円了(著)
旅姿も舞臺へ出て來た名ある娘形のやうで、汗にもほこりにもまみれず、芳粉ほうふんとして青春が匂ふのです。
銭形平次捕物控:239 群盗 (旧字旧仮名) / 野村胡堂(著)