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ほうすん
ふりがな文庫
“ほうすん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
方寸
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
方寸
(逆引き)
高橋作左衛門はその頃暦学では他に並ぶものがないと
云
(
い
)
われたほどの人で、寛政丁巳暦と称せられたのは彼と
間重富
(
はざましげとみ
)
との
方寸
(
ほうすん
)
によって成り立ったものであったのでしたが
伊能忠敬
(新字新仮名)
/
石原純
(著)
母親は
頻
(
しき
)
りにそのことをもちだした。彼には彼の
方寸
(
ほうすん
)
があるので、その話は少し待って下さいといい、ひとおちつきすると、帰国の目的であるところの、かねての懸案に着手した。
百足ちがい
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
謎の女は烏をちゅちゅにして、雀をかあかあにせねばやまぬ。謎の女が生れてから、世界が急にごたくさになった。謎の女は近づく人を
鍋
(
なべ
)
の中へ入れて、
方寸
(
ほうすん
)
の
杉箸
(
すぎばし
)
に
交
(
ま
)
ぜ繰り返す。
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
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(13作品)
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