“へんみ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
逸見90.9%
辺見9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
話がしもさがって来る。盲汁の仲間には硬派もいれば軟派もいる。軟派の宮裏みやうらが硬派の逸見へんみにこう云った。
ヰタ・セクスアリス (新字新仮名) / 森鴎外(著)
甲州では逸見へんみ筋浅尾村の孫左衛門を始めとし、金御岳かねのみたけに入って仙人となったという者少なからず、東河内領の三沢村にも、薬を常磐山に採ってかえらなかった医者がある。
山の人生 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
根岸御行みゆきの松に道場を設け、新影流を教授して居り、年齢は男盛りの三十五、それでいて新影流は無双の達人、神刀無念流の戸ヶ崎熊太郎や、甲源一刀流の辺見へんみ多四郎や
剣侠 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)