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ふんぺき
ふりがな文庫
“ふんぺき”の漢字の書き方と例文
語句
割合
粉壁
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
粉壁
(逆引き)
出た、山の
端
(
は
)
に松が一樹。幹のやさしい、そこの見晴しで、ちょっと下に待つ人を見ようと思ったが、上って来た方は、
紅甍
(
こうぼう
)
と
粉壁
(
ふんぺき
)
と、そればかりで夫は見えない。
怨霊借用
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
絶佳明媚
(
ぜっかめいび
)
の
山水
(
さんすい
)
、
粉壁
(
ふんぺき
)
朱欄
(
しゅらん
)
燦然
(
さんぜん
)
たる
宮闕
(
きゅうけつ
)
の
中
(
うち
)
、壮麗なる古代の装飾に
囲繞
(
いにょう
)
せられて、フランドル画中の婦女は皆
脂肪
(
あぶら
)
ぎりて肌白く血液に満ちて色赤く、おのが身の強健に堪へざる如く汗かけり。
浮世絵の鑑賞
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
ふんぺき(粉壁)の例文をもっと
(2作品)
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