“ふるみ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
古味33.3%
古実33.3%
古見33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
芸術家などいう連中には、骨董こっとうなどをいじくって古味ふるみというようなものをありがたがる風流人と共通したような気取りがある。
或る女:2(後編) (新字新仮名) / 有島武郎(著)
大正十五年三月十八日の朝、東京から行つた藤沢古実ふるみ君が、柹蔭山房しいんさんばうに赤彦君を見舞つたはずである。ついで摂津西宮にしのみやを立つた中村憲吉君が、翌十九日のひるちかくに到著したはずである。
島木赤彦臨終記 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
(ニ)山方・原方 美作真庭郡川東村大字古見ふるみ字山古見及び原古見。
地名の研究 (新字新仮名) / 柳田国男(著)