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ふめいりょう
ふりがな文庫
“ふめいりょう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
不明瞭
77.8%
不明暸
22.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
不明瞭
(逆引き)
自分の
不明瞭
(
ふめいりょう
)
な意識を、自分の明瞭な意識に訴えて、同時に回顧しようとするのは、ジェームスの云った通り、暗闇を検査する為に
蝋燭
(
ろうそく
)
を
点
(
とも
)
したり
それから
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
一郎への助太刀のように、一同のうしろから、
不明瞭
(
ふめいりょう
)
なしゃがれ声が聞こえてきた。そこの
椅子
(
いす
)
に、からだを二つに折ったようにして腰かけている祖母の声であった。
暗黒星
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
ふめいりょう(不明瞭)の例文をもっと
(14作品)
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不明暸
(逆引き)
彼女はただ
不明暸
(
ふめいりょう
)
な材料をもっていた。そうして比較的明暸な断案に到着していた。材料に不足な
掛念
(
けねん
)
を
抱
(
いだ
)
かない彼女が、その断案を不備として疑うはずはなかった。
明暗
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
すなわち途中で雨が降り出して着物が
濡
(
ぬ
)
れたとか、また
蒸
(
む
)
し暑くて途中が難儀であったとかいう意識は講演の方が心を奪うにつれて、だんだん
不明暸
(
ふめいりょう
)
不確実になってくる。
現代日本の開化
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
ふめいりょう(不明暸)の例文をもっと
(4作品)
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