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ふたえあご
ふりがな文庫
“ふたえあご”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
二重頤
40.0%
二重顎
40.0%
二重顋
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
二重頤
(逆引き)
中廊下の蔭にしょんぼり
佇
(
たたず
)
んでいたぼくの方を茶の間の内から振向いて「英さん、ここへ来て、御あいさつなさい。今日からよろしくお願い申しますッて」と、その
二重頤
(
ふたえあご
)
でさし招き
忘れ残りの記:――四半自叙伝――
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ふたえあご(二重頤)の例文をもっと
(2作品)
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二重顎
(逆引き)
「そろそろというところでしょうな」と老人は肥えた
二重顎
(
ふたえあご
)
を指で
掻
(
か
)
きながら、うっとりしたように眼を細めて、うなずいた、「さよう、まあそろそろというところでしょう」
赤ひげ診療譚:01 狂女の話
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
ふたえあご(二重顎)の例文をもっと
(2作品)
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二重顋
(逆引き)
それが
薔薇
(
ばら
)
かと思われる花を
束髪
(
そくはつ
)
にさして、地味な色の半襟の上に、白い
二重顋
(
ふたえあご
)
を休めていましたが、私がその顔に気がつくと同時に、向うも例の
艶
(
なまめか
)
しい眼をあげて、軽く目礼を送りました。
開化の良人
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
ふたえあご(二重顋)の例文をもっと
(1作品)
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