“ふげき”の漢字の書き方と例文
語句割合
巫覡100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
心理学部門 幻覚、妄想、夢、奇夢、狐憑きつねつき、犬神、天狗てんぐ、動物電気、コックリ、催眠術、察心術、降神術、巫覡ふげきの類
妖怪学講義:02 緒言 (新字新仮名) / 井上円了(著)
その上流は今や石炭採掘地として煩擾はんじょうを極めているが、中世にあってはおそらくは幽寂無人の境で、一種の巫覡ふげきは質朴な地方武人の嘱を受けて、かかる山中にその術を行ったものであろう。
地名の研究 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
本来託宜といふことは僧道巫覡ふげきの徒の常套で、有り難過ぎて勿体無いことであるが、迷信流行の当時には託宣は笑ふきことでは無かつたのである。
平将門 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)