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ふくみごえ
ふりがな文庫
“ふくみごえ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
含声
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
含声
(逆引き)
今度ッからは、たとい私をお
誑
(
だま
)
しでも、蝋燭の嘘を
仰有
(
おっしゃ
)
るとほんとうに怨みますよ、と優しい
含声
(
ふくみごえ
)
で、ひそひそと申すんで。
菎蒻本
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
判然
(
はっきり
)
した優しい
含声
(
ふくみごえ
)
で、
屹
(
きっ
)
と
留
(
とど
)
めた女が、八ツ口に手を掛ける、と口を添えて、
袖着
(
そでつけ
)
の糸をきりきりと裂いた、籠めたる心に
揺
(
ゆら
)
めく黒髪、島田は、黄金の
高彫
(
たかぼり
)
した、輝く
斧
(
おの
)
のごとくに見えた。
革鞄の怪
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
と頬張った
含声
(
ふくみごえ
)
で
唄立山心中一曲
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
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(3作品)
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