トップ
>
ふかもも
ふりがな文庫
“ふかもも”の漢字の書き方と例文
語句
割合
深股
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
深股
(逆引き)
「ちッ……ちッ……」と
深股
(
ふかもも
)
の傷を押さえながら一心に、脇差をとりに行こうとするらしいが、何せよ
深傷
(
ふかで
)
だ。
鳴門秘帖:01 上方の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
と、上と下で、白刃を
奪
(
と
)
り合っていた次男経高が、
深股
(
ふかもも
)
へ矢をうけて
源頼朝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
朴炭
(
ほおずみ
)
の粉を口いっぱい
服
(
の
)
んでは、
韮粥
(
にらがゆ
)
を食べて寝ている又八と、鉄砲で穴のあいた
深股
(
ふかもも
)
の傷口を、せッせと
焼酎
(
しょうちゅう
)
で洗っては、横になっている
武蔵
(
たけぞう
)
と、
薪
(
まき
)
小屋の中で二人の養生は、それが日課だった。
宮本武蔵:02 地の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ふかもも(深股)の例文をもっと
(8作品)
見る