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びょうぶ
ふりがな文庫
“びょうぶ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
屏風
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
屏風
(逆引き)
「この紙きれは、これは確かに奈良朝ものですよ、古手屋の
屏風
(
びょうぶ
)
の破れにほの見えたのを、そのまま引っぺがさせて持って来たのだ」
大菩薩峠:39 京の夢おう坂の夢の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
大書院の一隅に、
屏風
(
びょうぶ
)
がある。一双全面にわたり、日本全国の地図が
金泥
(
きんでい
)
のうえに描かれてあった。秀吉は、それへ眼をやるとふと
新書太閤記:10 第十分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
故郷の家で、お
祖母様
(
ばあさま
)
のお部屋に、
錦絵
(
にしきえ
)
の
屏風
(
びょうぶ
)
があった。その絵に、どこの神社であったか知らぬが、こんな
瑞垣
(
たまがき
)
があったと思う。
青年
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
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