“びがん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
眉眼50.0%
美顔50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひだのきちんと通っているはかまをはき、朝、いて来たばかりらしい水々とした髪に、浅黒い、そしてつややかなおもて眉眼びがんくちびるに至るまで、何となく非凡な風格をそなえた三十歳前後の武家。
牢獄の花嫁 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
これが矯正きょうせい策としては、顔がみにくいとても美顔びがん術をほどこす必要もなかろう。たでう虫もある世の中にはまったくてる物はない。いかに顔が醜いとても、またそれ相応の天職もあろう。
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)