“ひんど”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
頻度81.8%
品取9.1%
貧土9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いずれにしても、戦いは、地震の頻度ひんどほどあった日本である。わけて戦国期の民は、その中に苦楽し、その下から新しい年々をてていた。
新書太閤記:09 第九分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
……(婦人連に對ひ)あァ、はァ、姫御前ひめごぜたち! 舞踏をどるをいやぢゃと被言おしゃひとがあるか? 品取ひんどって舞踏をどらッしゃらぬひとは、誓文せいもん肉刺まめ出來できてゐるンぢゃらう。
貧土ひんどこそわが世の春といったような振舞だな。これや何とかせずばなるまいて」
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)