“ひらで”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ヒラデ
語句割合
平出50.0%
葉盤50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それでも幕府のきびしい命令を拒みかねて、同藩では天龍川の両岸に出兵したが、浪士らの押し寄せて来たと聞いた時は指揮官はにわかに平出ひらでの陣地を撤退して天神山てんじんやまという方へ引き揚げた。
夜明け前:02 第一部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
あまかみくにかみ、また山の神海河の神たちまでに悉に幣帛ぬさ奉り、我が御魂を御船の上にませて、眞木まきの灰をひさごに納れ、また箸と葉盤ひらで一〇とをさはに作りて、皆皆大海に散らし浮けて、わたりますべし