“ひとはら”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
一払50.0%
人拂50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
葉子は左手を二の腕がのぞき出るまでずっと延ばして、そこにあるものを一払ひとはらいに払いのけると、花壇の土を掘り起こしたようにきたない畳が半畳ばかり現われ出た。
或る女:1(前編) (新字新仮名) / 有島武郎(著)
出し予に内々あひたしとは何事ならんと早速さつそく對面たいめんありしに越前守申さるゝには少々せう/\御密談おんみつだん申上度儀候へば御人拂ひとはらひ願ひたしとの事故公用人こうようにん一人のこし餘はみな退しりぞけらる越前守はふたゝび公用人を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)