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ひとおもい
ふりがな文庫
“ひとおもい”の漢字の書き方と例文
語句
割合
一思
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一思
(逆引き)
とても死ぬるものなら、
一思
(
ひとおもい
)
に死んでしまいたいと云う情に、九人が皆支配せられている。留められてもどかしいと感ずると共に、その留めた人に
打
(
ぶ
)
っ附かって何か言いたい。理由を問うて見たい。
堺事件
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
まだ四、五年たたなくっちゃ芸者に売る事もできないのさ。以前世話をした奴らに頼んだら、どうにかしてくれない事もなかろうが、それほど
耻
(
はじ
)
を
晒
(
さら
)
して歩く位なら
一思
(
ひとおもい
)
に死んだ方がまだしもだよ。
つゆのあとさき
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
さア、死ぬか——待ってみるか? 何を? 助かるのを? 死ぬのを? 敵が来て
傷
(
て
)
を負ったおれの足の
皮剥
(
かわはぎ
)
に懸るを待ってみるのか? それよりも
寧
(
いっ
)
そ我手で
一思
(
ひとおもい
)
に……
四日間
(新字新仮名)
/
フセヴォロド・ミハイロヴィチ・ガールシン
(著)
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