“ひさよし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
久吉60.0%
久徳20.0%
尚慶20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その最期に血書したる片袖を画中より脱け出でたる白鷹もたらし来てその子石川五右衛門に渡す。五右衛門南禅寺の楼門にあり。武智光秀に養はれしため早く真柴久吉ひさよしを恨めり。
両座の「山門」評 (新字旧仮名) / 三木竹二(著)
後には幕府の勘定奉行であった川井久徳ひさよし及び古川氏清のごときも数学者になったのである。
表裏異心のともがらの奸計かんけいに陥入り、にわかに寄する数万すまんの敵、味方は総州征伐のためのみの出先の小勢、ほかに援兵無ければ、先ず公方をば筒井へ落しまいらせ、十三歳の若君尚慶ひさよし殿ともあるものを
雪たたき (新字新仮名) / 幸田露伴(著)