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ひさおい
ふりがな文庫
“ひさおい”の漢字の書き方と例文
語句
割合
久老
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
久老
(逆引き)
結句の訓、スルカモ、セスカモ等があるが、セルカモに従った。此は荒木田
久老
(
ひさおい
)
(真淵門人)の訓である。
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
なお
宣長
(
のりなが
)
の「あら玉
来経
(
きふ
)
る」説、即ち年月の経過する
現
(
うつ
)
という意。
久老
(
ひさおい
)
の「
程
(
たま
)
来経
(
きふ
)
る」説。
雅澄
(
まさずみ
)
の「
手纏
(
たま
)
き
佩
(
は
)
く」説等がある。
宇智
(
うち
)
と
内
(
うち
)
と同音だからそう用いた。
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
「紀
ノ
国の山を超て
何処
(
イヅク
)
に行とすべけむや、
無用説
(
イタヅラゴト
)
といふべし」と評したが、
併
(
しか
)
しこの古義の言は、「紀の山をこえていづくにゆくにや」と荒木田
久老
(
ひさおい
)
が
信濃漫録
(
しなのまんろく
)
で云ったその模倣である。
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
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