トップ
>
ひけしにんそく
ふりがな文庫
“ひけしにんそく”の漢字の書き方と例文
語句
割合
火消人足
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
火消人足
(逆引き)
総年寄
(
そうどしより
)
今井が
火消人足
(
ひけしにんそく
)
を指揮して、焼けた材木を
取
(
と
)
り
除
(
の
)
けさせた。其下から吉兵衛と云ふ人足が
先
(
ま
)
づ格之助らしい死骸を引き出した。胸が
刺
(
さ
)
し
貫
(
つらぬ
)
いてある。
大塩平八郎
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
此二手は総年寄今井官之助、
比田小伝次
(
ひだこでんじ
)
、
永瀬
(
ながせ
)
七三郎三人の率ゐた
火消人足
(
ひけしにんそく
)
に
前以
(
まへもつ
)
て取り巻かせてある
美吉屋
(
みよしや
)
へ、六つ半時に出向いた。
搦手
(
からめて
)
は一歩先に進んで西裏口を固めた。
大塩平八郎
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
丁度
火消人足
(
ひけしにんそく
)
が谷町で火を食ひ止めようとしてゐる所であつたが、人数が少いのと一同疲れてゐるのとのために、
暮
(
くれ
)
六つ
半
(
はん
)
に谷町代官所に火の移るのを防ぐことが出来なかつた。
大塩平八郎
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
ひけしにんそく(火消人足)の例文をもっと
(1作品)
見る