“ひくいどり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
火喰鳥50.0%
火食鳥50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
子供たちは角に立って、ガクガクして飛んできておちくだける火の子のはなを眺めていた。火喰鳥ひくいどりが空をまわってるからこの火事は大きくなるなどとろくな事はいわなかった。
それに見向きもしない大鷲おおわしは、しずかに、ちゅういあがって、しばらく旋回せんかいしていたが、やがて、ただ見る、一じょうの流星か、ほのおをくわえた火食鳥ひくいどりのごとく、松明たいまつの光をのせて
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)