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ばんずゐゐん
ふりがな文庫
“ばんずゐゐん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
幡隨院
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
幡隨院
(逆引き)
幡隨院
(
ばんずゐゐん
)
長兵衞の時代には、風呂は全く御馳走の一つに相違なく、浮世風呂が江戸名物の一つになつたのは、三馬、一九時代、
即
(
すなは
)
ち化政度から天保へかけての幕末風景と見るべきであります。
銭形平次捕物控:225 女護の島異変
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
弔
(
とふら
)
ふこそ誠の
安樂
(
あんらく
)
成んとて
幡隨院
(
ばんずゐゐん
)
の弟子となり
剃髮
(
ていはつ
)
染衣
(
ぜんい
)
に状を變名を
自貞
(
じてい
)
と改め
淺草
(
あさくさ
)
今戸に
庵
(
いほり
)
を結び
再法庵
(
さいほふあん
)
と號し母諸共に
行
(
おこな
)
ひ濟し安く浮世を
過
(
すご
)
せしとかや
庵
(
いほり
)
の壁に
種々
(
いろ/\
)
の
和歌
(
わか
)
ありけるが其中に
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
武家の
暴慢
(
ばうまん
)
と無道に對して、敢然として立つた江戸の町奴。
放駒
(
はなれごま
)
四郎兵衞や
幡隨院
(
ばんずゐゐん
)
長兵衞の亜流が、その頃
漸
(
やうや
)
く江戸の町を我物顏に横行して、時々は眼に餘る所業もするやうになつて居たのです。
銭形平次捕物控:174 髷切り
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
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