“ばいたらえふ”の漢字の書き方と例文
語句割合
貝多羅葉100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
僧正の遺品だと云はれる経巻が鼠糞そふんせられて居た。僕の長兄も律宗の僧であると告げたら寺僧は無造作にその経巻の貝多羅葉ばいたらえふ数枚を引きちぎつてれた。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
春にがき貝多羅葉ばいたらえふの名をききて堂の夕日に友の世泣きぬ
みだれ髪 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
貝多羅葉ばいたらえふの馬じるし
第二邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)