“はんみち”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ハンミチ
語句割合
半里59.1%
半道36.4%
半路4.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
念を押して、買って与えたが、半里はんみちと歩かないうちに、それもぼりぼり食べ終ってしまい、ややともすると、なにか物欲しそうな顔をする。
宮本武蔵:06 空の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
町から四里ほどもはなれている近在を自転車で駈けずりまわって、日の暮れる頃に帰って来ると、もう半道はんみちばかりで町の入口に行き着くというところで、自転車に故障ができた。
火薬庫 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
「一昨年の水で流れちやつたからそのまゝになつてるね——ずつと下にはあるが、さあ、そこへ廻ると半路はんみち以上ちがふかな」
医師高間房一氏 (新字旧仮名) / 田畑修一郎(著)