“はんだたみ”の漢字の書き方と例文
語句割合
半畳100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
入口の障子しょうじをがたがたとけて、学生マントを着た小兵こがらな学生が、雨水の光る蛇目傘じゃのめがさ半畳はんだたみにして、微暗うすくら土間どまへ入って来た。
黄灯 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
旅路にも持ち歩かせているらしい高麗縁こうらいべり半畳はんだたみを土間に敷かせ、その上へ、ゆったりと、尻をすえているのである。
私本太平記:01 あしかが帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)