“はんしはんしょう”の漢字の書き方と例文
語句割合
半死半生100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
半死半生はんしはんしょうどろねずみとなって、泣くにも泣けぬ蛾次郎先生、いのちからがら浜松の城下を、鷲にのって逃げだしたはいいが、夜に入るにしたがって、空天くうてん寒冷かんれい骨身ほねみにてっし、腹はへるし
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
半死半生はんしはんしょう息も絶え/″\になりましたが、口惜しいから
業平文治漂流奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
半死半生はんしはんしょうのていでベッドにもぐりこんでいたが、それから後、元気をとりかえして、いま船橋せんきょうに立っているが、船中の眼が見えないさわぎのうちに、ぼくだけは少し見えるので意外に思っているわけさ
海底大陸 (新字新仮名) / 海野十三(著)