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はらがけ
ふりがな文庫
“はらがけ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
腹掛
95.2%
腹懸
4.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
腹掛
(逆引き)
「時にお前、蛇口を見ていた時に、なんじゃないか、先についていた糸をくるくるっと
捲
(
ま
)
いて
腹掛
(
はらがけ
)
のどんぶりに入れちゃったじゃねえか。」
幻談
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
無雑作に
投
(
ほう
)
り出して、切り立ての
犢鼻褌
(
ふんどし
)
に、紺の香が匂う
腹掛
(
はらがけ
)
のまま、もう一度ドシャ降りの中へ
颯
(
さっ
)
と飛出しました。
銭形平次捕物控:031 濡れた千両箱
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
はらがけ(腹掛)の例文をもっと
(20作品)
見る
腹懸
(逆引き)
八はもう逃げられないと
諦
(
あきら
)
めてからは、頗る平気でゐる。
腹懸
(
はらがけ
)
に這入つてゐる貨幣を隠さうなんぞといふ気は少しもない。
金貨
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
八はそれを見ると、もうこれさへ取れば好いといふやうな気がした。そして金入の中のものを、例の不器用な指で一つ一つ
撮
(
つま
)
み出して、
腹懸
(
はらがけ
)
に入れた。
金貨
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
はらがけ(腹懸)の例文をもっと
(1作品)
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