“はやみみ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
順風耳80.0%
新材料20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
江戸中に諜報ちょうほうの網を張っている順風耳はやみみの八五郎は、毎日下っ引が持ってくるおびただしい事件の中から、モノになりそうなのを一応調べて親分の銭形平次に報告するのです。
半九郎の身許前身を、得意の順風耳はやみみで聴き出して来るつもりでしょう。
何しろ新材料はやみみと云うとこで、近所の年寄や仲間に話して聞かせると辰公は物識ものしりだとてられる。迚も重宝ちょうほうな物だが、生憎あいにく、今夜は余り材料たねが無い。
越後獅子 (新字新仮名) / 羽志主水(著)