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じゅんぷうじ
ふりがな文庫
“じゅんぷうじ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
順風耳
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
順風耳
(逆引き)
……このおやじの千里眼、
順風耳
(
じゅんぷうじ
)
のモノスゴサを今となって身ぶるいするほど思い知らされたものだが、しかしこの時には
所謂
(
いわゆる
)
、
騎虎
(
きこ
)
の勢いという奴だった。
爆弾太平記
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
得意の
順風耳
(
じゅんぷうじ
)
、千里眼を働かせて、半日で他の人の十日分ほど聴き込んだ
材料
(
ねた
)
を、平次の気紛れで、闇から闇へ葬られそうでならなかったのです。
銭形平次捕物控:067 欄干の死骸
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
この貧乏な瘠せおやじが、天下無双の爆薬密売買とドン漁業通の上に、所謂、千里眼、
順風耳
(
じゅんぷうじ
)
の所有者だという事をこの時がこの時まで知らなかったんだからね。
爆弾太平記
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
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