“はやひる”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
早午飯33.3%
早昼食33.3%
早午16.7%
早昼16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それから、女房に草鞋わらじを買ってこさせて、早午飯はやひるを食って、身軽に支度をしてどこへか万年屋は出て行った。
世間師 (新字新仮名) / 小栗風葉(著)
悪夢にうなされているような、言いようのない寝苦しい気持で私は眼を醒ましたが、ちょうどそこへひとしきり朝の野良仕事を終って早昼食はやひるに戻って来た亭主が、野良着のままで通りかかったが
逗子物語 (新字新仮名) / 橘外男(著)
おくみはお安さんからはがきが来た翌々日、青木さんにさう言つて、少し早午はやひるを戴いて、坊ちやんをれて一寸店へやらせて貰つた。
桑の実 (新字旧仮名) / 鈴木三重吉(著)
早昼はやひるで出かけるぜ。お前もしたくをするがいいぜ。」
分配 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)