“はやちね”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ハヤチネ
語句割合
早池峰70.0%
早池峯20.0%
早地峰10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
附馬牛つくもうしの谷へ越ゆれば早池峰はやちねの山は淡く霞み、山の形は菅笠のごとく、また片かなのへの字に似たり。この谷は稲熟することさらに遅く満目一色に青し。
遠野物語 (新字旧仮名) / 柳田国男(著)
うん、いゝ、早池峯はやちね山の七折の滝だってこんなのの大きなだけだらう。
台川 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
折角の巨人、いたずらに、だだあ、がんまの娘をねろうて、鼻の下の長きことその脚のごとくならんとす。早地峰はやちねの高仙人、ねがわくはの葉のこんを緊一番せよ。
遠野の奇聞 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)