“はくしよく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
白色80.0%
剥蝕20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「刹那」の如く横ぎりし電車の胴の白色はくしよくは一瞬にして隠れたり。
東京景物詩及其他 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
白色はくしよく大靜寂だいせいじやく、これを領す。
牧羊神 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)
偶〻月光の一の壁面を照すを見れば、半ば剥蝕はくしよくせられたる鮮畫フレスコは、つらぬかれたるサンセバスチアノの像を物せり。此廣間は絶えず遠雷の如き響ありて、四壁に反響す。