“のぶただ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
信尹57.1%
信忠28.6%
信質14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
媾和になってから家康は、幸村を勧誘せんとし、幸村の叔父隠岐守信尹のぶただを使として「信州にて三万石をやるから」と言って、味方になることを、勧めさせた。
真田幸村 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
信長一族としては嫡子ちゃくし信忠のぶただ、弟の信雄のぶおも行った。水野、蒲生がもう、森、稲葉一鉄なども従って行く。
新書太閤記:05 第五分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「これはなかなか立派な本ができましたね。」と寿平次は手に取って見て、「この上木じょうぼくの趣意書には、お歴々の名前も並んでいますね。前島正弼しょうすけ片桐春一かたぎりしゅんいち、北原信質のぶただ、岩崎長世ながよ、原信好のぶよしか。 ...
夜明け前:02 第一部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)