“のうがき”の漢字の書き方と例文
語句割合
能書100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私がね、小さい時、万はもう大きなからだをして、良い処の息子の癖に、万金丹売のね、能書のうがきを絵びらに刷ったのが貰いたいって、革鞄かばんを持って、お供をして、嬉しがって、威張って歩行あるいただものを。
照葉狂言 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
能書のうがきはあとにして、金博士を骨にして見せて下され」
と春子さんは能書のうがきを述べながら御覧に入れた。
嫁取婿取 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)