“ねやす”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
値安40.0%
低価20.0%
寐易20.0%
臥安20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
値安ねやすで成るべくい物を手に入れたいと思つてゐる点において。
初めは市中の搗米屋つきごめやに至り低価ねやすに米を売るべしとて、僅の銭を投げ出し店に積みたる白米を理不尽に持行くもあり
与次郎はそれで帰つた。三四郎はとこ這入はいつてから度々たび/\寐返りを打つた。国にゐる方が寐易ねやすい心持がする。
三四郎 (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
臥安ねやすいように寝床を取りなおしてやったり、まくらをあてがってやったりして、なおもその場を去らなかった。
或る女:1(前編) (新字新仮名) / 有島武郎(著)