“ぬれてぬぐい”の漢字の書き方と例文
語句割合
濡手拭100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
濡手拭ぬれてぬぐいを持っているところを見ると、町内の銭湯へ行った帰り、夜遊びに出た愚かなせがれと一緒になったのでしょう。
濡手拭ぬれてぬぐいを頭にのせたまゝ、四体は水のるゝまゝに下駄をはいて、今母の胎内を出た様に真裸で、天上天下唯我独尊と云う様な大踏歩だいとうほして庭を歩いて帰る。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
辰弥は浴室にと宿の浴衣ゆかた着更きかえ、広き母屋おもやの廊下に立ち出でたる向うより、湯気の渦巻うずま濡手拭ぬれてぬぐいに、玉を延べたる首筋を拭いながら、階段のもとへと行違いに帰る人あり。
書記官 (新字新仮名) / 川上眉山(著)