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ぬれてぬぐい
ふりがな文庫
“ぬれてぬぐい”の漢字の書き方と例文
語句
割合
濡手拭
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
濡手拭
(逆引き)
濡手拭
(
ぬれてぬぐい
)
を持っているところを見ると、町内の銭湯へ行った帰り、夜遊びに出た愚かな
倅
(
せがれ
)
と一緒になったのでしょう。
銭形平次捕物控:037 人形の誘惑
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
濡手拭
(
ぬれてぬぐい
)
を頭にのせたまゝ、四体は水の
滴
(
た
)
るゝまゝに下駄をはいて、今母の胎内を出た様に真裸で、天上天下唯我独尊と云う様な
大踏歩
(
だいとうほ
)
して庭を歩いて帰る。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
辰弥は浴室にと宿の
浴衣
(
ゆかた
)
に
着更
(
きか
)
え、広き
母屋
(
おもや
)
の廊下に立ち出でたる向うより、湯気の
渦巻
(
うずま
)
く
濡手拭
(
ぬれてぬぐい
)
に、玉を延べたる首筋を拭いながら、階段のもとへと行違いに帰る人あり。
書記官
(新字新仮名)
/
川上眉山
(著)
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(18作品)
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