“ぬりし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
塗師83.3%
塗士16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これらは素地でありますが、これに塗師ぬりし蒔絵師まきえし沈金師ちんきんしとが加わって様々な漆器が出来上ります。輪島のものはぬりが手堅いのを以て世に知られ、その年産額は三百万円ほどに達するといわれます。
手仕事の日本 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
山門の足場に、白い霜が下りるころになると、その足場はこわされて、仏師や塗師ぬりしたちも来なくなった。
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
塗士ぬりしの助手、筆結、弦売、賽磨り、鎧細工、轆轤師ろくろし、草履作り、足駄作り、唐紙師からかみし、一服一銭、煎じ物売、琵琶法師、仏師、経師、薄打箔打、念珠挽、いたか、豆腐売、玉磨、硯士、枕売、鞍細工
俗法師考 (新字新仮名) / 喜田貞吉(著)