“にんそうみ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
人相観75.0%
人相見25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いや、観相というものは、あたりますよ。わたくしの母などは、よく申します。亡父ちちの三左衛門も、討死する以前、或る人相観にんそうみに、それとなく予言をうけていたそうでした。
新書太閤記:05 第五分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「幼少のとき、この高氏は、さる人相観にんそうみから剣難の相があると予言されておる。ひょっとしたら、わしは戦場でたおれる宿命なのかもしれぬ。それでも、和御前わごぜはわしの妻として添うてゆけるか」
私本太平記:02 婆娑羅帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
新「わたし孫店まごだなに住んで居る、白翁堂勇齋はくおうどうゆうさいという人相見にんそうみが、万事わたくしの世話をしてやかましい奴だから、それに知れないように裏からそっとお這入り遊ばせ」