“にもの”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
煮物75.0%
煑物25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
莢豌豆さやえんどう煮物にもの 夏 第百四十 玉子料理
食道楽:冬の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
南京豆なんきんまめ煮物にもの 春 第四十一 田毎豆腐たごとどうふ
食道楽:冬の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
小池が其の障子を開けて入ると、お光も默つてあとから入つた。割合ひに廣い土間には、駒下駄が二三足そろへてあつて、煑物にものにほひがプンと鼻をいた。奧の方からは三味線さみせんが響いて來た。
東光院 (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)