“にう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
丹生83.3%
煮売16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
伊勢の丹生にう村は古くから鉛の産地ですが、そこには名の聞えた鉱泉が一つあります。
日本の伝説 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
前年前田雄三君から聴いた話は、越前丹生にう三方みかた村大字杉谷の、勝木袖五郎という近ごろまで達者でいた老人、今から五十余年前に十二三歳で、秋の末に枯木を取りに村の山へ往った。
山の人生 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
栄養の問題などとはすこしの関係もなしに、煮売にうりと称していつでも出来合いの食物が得られることになると、冠婚葬祭の人間の大事を、意義あらしめたところの特殊飲食
木綿以前の事 (新字新仮名) / 柳田国男(著)