“にふ”の漢字の書き方と例文
カタカナ:ニフ
語句割合
丹生100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
賀茂真淵かものまぶち大人うしは、是も東西の各地にある丹生にふという地名を、同じ例に加えようとせられたが、それには本居もとおり氏がまず同意をしなかった。
海上の道 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
それから、丹生にふ川がある。これは可なり大きい川で、大石田から半里ばかり北方の川前といふところにそそいで寄る。
支流 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
吾のみし聞けば不怜毛サブシモほととぎす丹生にふの山辺にい行き鳴かなも (巻十九。四一七八)
『さびし』の伝統 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)