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『支流』
ふりがな文庫
『
支流
(
しりゅう
)
』
此方から見ると対岸の一ところに支流の水のそそいでゐるのが分かる。其処迄は相当の距離があるので、細部は見えないがやはり一つの趣があるやうに見える。即ち、直線的な一様な対岸が其処で割れてゐるのだから、割目の感といつたらよいかも知れない。併しその …
著者
斎藤茂吉
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約12分(500文字/分)
朗読目安時間
約20分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
丹生
(
にふ
)
上
(
かみ
)
古殿
(
フルドン
)
畑
(
はた
)
一
(
ひと
)
古口
(
ふるくち
)
延沢
(
のべざは
)
母袋
(
もたい
)
行沢
(
なめざは
)