“煮売”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
にうり66.7%
にう33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
また無雑作に通りへテーブルを据えつけて、胡桃（くるみ）だの、石鹸だの、石鹸そっくりの生薑（しょうが）餅だのを売っているところもあれば、丸々とふとった魚にフォークを突きさした絵看板を出した煮売（にうり）屋もあった。
死せる魂：01 または　チチコフの遍歴　第一部　第一分冊 (新字新仮名) ／ ニコライ・ゴーゴリ(著)
夜寒哉煮売（にうり）の鍋の火のきほひ　含粘
古句を観る (新字新仮名) ／ 柴田宵曲(著)
栄養の問題などとは些（すこ）しの関係もなしに、煮売（にう）りと称していつでも出来合いの食物が得られることになると、冠婚葬祭の人間の大事を、意義あらしめたところの特殊飲食
木綿以前の事 (新字新仮名) ／ 柳田国男(著)