“なんげん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
何間80.0%
何軒10.0%
南原10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それからぜんたいこの運動場は何間なんげんあるかというように、正門から玄関まで大またに歩数を数えながら歩きはじめました。
風の又三郎 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
そういうふうにして、何軒なんげんか廻って風呂敷にいっぱい米がたまると、猿はそれを抱えて、一散いっさんに走り出しました。
キンショキショキ (新字新仮名) / 豊島与志雄(著)
はや冬風のすさぶ中、許都郊外の南原なんげんに、立派な棺槨かんかく墓地ぼち)が築かれた——。老母の死後、曹操が徐庶をなぐさめて贈ったものの一つである。
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)