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なまりいろ
ふりがな文庫
“なまりいろ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
鉛色
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鉛色
(逆引き)
十町ほどむこうに、
鉛色
(
なまりいろ
)
の
泥湿地
(
でいしっち
)
が、水面とおなじくらいの高さでひろがり、その涯は、ひょろりと伸びあがった
生気
(
せいき
)
のない
樹林
(
じゅりん
)
で区切られている。
呂宋の壺
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
再び彼は
鉛色
(
なまりいろ
)
に蒼ざめた。しかし、先と同じく彼は怒りを完全に
抑
(
おさ
)
へた。彼は力を入れて、しかし落着いて答へた。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
≪夕刻のロングビイチは
鉛色
(
なまりいろ
)
のヘイズに
覆
(
おお
)
われ、
競艇
(
レギャッタ
)
コオスは夏に似ぬ冷気に
襲
(
おそ
)
われ、一種
凄壮
(
せいそう
)
の気
漲
(
みなぎ
)
る時
オリンポスの果実
(新字新仮名)
/
田中英光
(著)
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