“なばり”の漢字の書き方と例文
語句割合
名張100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「当今、伊賀の名張なばり下石おろしというのがある、これに宝蔵院流正統が伝わっているという話じゃ、愚僧わしは詳しいことは知らぬ、それにまた、術の妙を得た人には、この近いところ——」
吾背子わがせこはいづくくらむおき名張なばりやま今日けふゆらむ 〔巻一・四三〕 当麻麿の妻
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
と、名張なばり街道に沿う小馬田こまた服部家はっとりけの門に姿を見せている。
私本太平記:05 世の辻の帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)