“なえばたけ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
苗圃50.0%
苗畠50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
野原は今は練兵場れんぺいじょうあわはたけ苗圃なえばたけなどになってそれでも騎兵きへいの馬が光ったり、白いシャツの人がはたらいたり、汽車で通ってもなかなか奇麗きれいですけれども、前はまだまだ立派でした。
二人の役人 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
わたくしは墓地の手前にある苗畠なえばたけの左側からはいって、両方にかえでを植え付けた広い道を奥の方へ進んで行った。するとそのはずれに見える茶店ちゃみせの中から先生らしい人がふいと出て来た。
こころ (新字新仮名) / 夏目漱石(著)