“どっぽ”の漢字の書き方と例文
語句割合
独歩100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その頃の氏の愛読書は、三馬さんば緑雨りょくうのものが主で、その独歩どっぽとか漱石そうせき氏とかのものも読んで居た様です。
学校からの帰途には、路傍の尾花おばなに夕日が力弱くさして、たでの花の白い小川に色ある雲がうつった。かれは独歩どっぽの「むさし野」の印象をさらに新しく胸に感ぜざるを得なかった。
田舎教師 (新字新仮名) / 田山花袋(著)
「ホウメイ? そんな人がいたのですか? 独歩どっぽの間違いじゃありません?」
メフィスト (新字新仮名) / 小山清(著)