“どうわす”の漢字の書き方と例文
語句割合
胴忘100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
昨年の或夜、予の或友人、——実は久保田万太郎氏は何人かの友人と話してゐる時に「ああ大和にしあらましかば」を暗誦し、数行の後に胴忘どうわすれをした。
り性、き性、ムラ気、お日和ひより機嫌、胴忘どうわすれ、神経質、何々道楽、何々キチガイ、何々中毒、男あさり、女たらし、変態心理なぞの数を尽して百人が百人
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)
「そうだ、桐島さんだ、何時いつ胴忘どうわすれをしましてね、で、絹漉きぬごしは、ちりか何かになされるので」
黄灯 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)