“どうと”の漢字の書き方と例文
語句割合
道塗100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼等はことごとく家族を後(あと)に、あるいは道塗(どうと)に行吟(こうぎん)し、あるいは山沢(さんたく)に逍遥(しょうよう)し、あるいはまた精神病院裡(り)に飽食暖衣(ほうしょくだんい)するの幸福を得べし。
馬の脚 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
厚かましいお願だが、彼等の孤弱を憐(あわ)れんで、今後とも道塗(どうと)に飢凍(きとう)することのないように計らって戴けるならば、自分にとって、恩倖(おんこう)、これに過ぎたるは莫(な)い。
山月記 (新字新仮名) / 中島敦(著)
山岳、海洋、宮殿、道塗(どうと)——如何なる光景を現すのでも、結局これらを配置する外は、一本の立木も使ったことはない。
上海游記 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)