“どうしうち”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
同士討50.0%
同志撃25.0%
同志討25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
自分だけが命ぜられたツモリで各々めいめい一生懸命になって骨を折ってると、イツカ互に同士討どうしうちしている事が解るから誰も皆厭気いやきがさして手を引いてしまう。手を引くばかりでなく反感を持つようになる。
三十年前の島田沼南 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)
となりも後ろも一尺五寸以内に生きた人間が居て、その人間がまた切れる抜き身を自分と同じようにわすのだから、よほど調子がそろわなければ、同志撃どうしうちを始めて怪我けがをする事になる。
坊っちゃん (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
一座は、尚も喧々囂々けんけんごうごうおさまりがつかなくなった。あちこちで、同志討どうしうちまでが始まる。